2013年1月11日金曜日

自衛隊、領空侵犯機に警告射撃を検討(2):日本側が否定

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●10日、尖閣周辺での中国軍機による挑発行為に対し、日本政府が警告射撃を含む対抗措置強化を検討しているとの日本メディアの報道について、菅義偉官房長官はこれを否定した。資料写真。


レコードチャイナ 配信日時:2013年1月10日 21時55分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68328&type=0

尖閣周辺での中国軍機に対する警告射撃検討、日本側が否定―中国メディア

 2013年1月10日、菅義偉官房長官は定例記者会見で、
 「尖閣周辺で領空接近する中国軍機に対し、日本政府は警告射撃を含む対抗措置の強化を検討している」
と日本メディアが前日に報じた内容について、これを事実ではないと否定した。
 日本政府は事態の拡大を望んでいないという。中国新聞社が伝えた。

 日本メディアの報道によると、安倍晋三首相は今月5日、尖閣周辺での領域警備について初めて対抗措置の強化に言及。
 領空侵犯機が無線での警告に従わない場合、海上自衛隊が曳光(えいこう)弾による警告射撃を行う可能性を示唆したという。
 菅義偉官房長官はこの報道内容を否定している。

 安倍氏は首相就任後、尖閣諸島周辺の警戒監視活動の強化について繰り返し発言している。
 防衛省も自衛隊機による緊急発進(スクランブル)を含めた監視態勢の強化を検討しており、海上保安庁とも連携して対応する計画だ。
』 


朝鮮日報 記事入力 : 2013/01/11 09:11
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/11/2013011100501.html

尖閣:中国戦闘機が接近、日本は中国包囲網

 中国が10日、戦闘機など軍用機約10機を尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近の日本の防空識別圏に進入させたのは、武力を誇示する狙いとみられる。
 これまで中国は国家海洋局所属のY12小型プロペラ機を尖閣諸島付近の日本の領空や防空識別圏に進入させたことはあったが、
 戦闘機が防空識別圏に入るのは初めてだ。
 TBSテレビが報じた。

 日本は最近、中国包囲網の構築を公然と進めている。
 安倍晋三首相は最近、国防費の増額を決定するとともに、中国と領土紛争を繰り広げているフィリピンに外相を派遣し、巡視船供与など安保面での協力を協議した。
 安倍首相は中国をけん制する目的で、ベトナムなど東南アジア3カ国を近く訪問する予定だ。

 産経新聞によると、日本政府は中国の航空機による領空侵犯にえい光弾を使った警告射撃を検討しているという。
 これに対し、中国政府は10日、海洋政策を決定する全国海洋工作会議を開き、尖閣諸島に対する恒常的な監視活動を継続することを公式に決定するなど反発した。

 中国紙・環球時報は10日の社説で
 「警告射撃は中国の航空機に対する軍事行動を開始するもので、中日関係を戦争直前まで追い込むことになる。
 中国軍が釣魚島に戦闘機を投入するのは避けられない動きだ」
と書いた。
 同紙はまた
 「日本が(えい光弾を)撃てば、中国の戦闘機もえい光弾を撃ち、同等の反撃を行うべきだ」
とした。
 中国外務省の洪磊副報道局長は
 「緊張を高める日本の行為に高度の警戒態勢を維持している。
 中国の公務船舶と航空機は引き続き釣魚島の海域と上空に対する通常のパトロール活動を継続する」
と述べた。

 しかし、両国は強硬姿勢を示しながらも実際の武力衝突は回避しようとしている。
 共同通信によると、日本の防衛省幹部は中国の戦闘機の出現が訓練目的であり、特異なケースではないとの認識を示したという。
 産経新聞は、これまでも中国の戦闘機が防空識別圏に入ったことが何回もあったが、防衛省が発表しなかったと報じた。
 中国側も日本の戦闘機が到着する前に防空識別圏を離脱するなど衝突を避けた。

■防空識別圏とは

 他国の航空機が領空を侵犯してからでは対応が難しいため、領空侵犯に備え、領空周辺の空域に防空識別圏を設定する。
 他国の航空機が事前の許可なく進入した場合、戦闘機が発進し、強制着陸などを求めることがある。




● JNNニュース




【中国の外交文書:“尖閣は琉球の一部”】


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