2012年12月30日日曜日

温家宝首相蓄財暴露記事の影響:駐中国外国人記者のビザ認可が遅延

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●29日、ニューヨーク・タイムズ紙が温家宝(ウェン・ジアバオ)首相一族の蓄財について報道後、同紙の英語版サイトと中国語版サイトが閲覧できなくなり、さらに同紙の記者2名



レコードチャイナ 配信日時:2012年12月30日 14時13分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68035&type=0

駐中国外国人記者のビザ認可が遅延、
温家宝首相の蓄財暴露記事が影響か?―仏メディア

 2012年12月29日、ラジオ・フランス・アンテルナショナルによると、ニューヨーク・タイムズ紙が温家宝(ウェン・ジアバオ)首相一族の蓄財について報道後、同紙の英語版サイトと中国語版サイトが閲覧できなくなり、さらに同紙の記者2名の駐中国記者ビザ申請に対して許可が遅延していることが分かった。

 ビザの許可が遅延している記者は、フィリップ・パン氏とクリス・バックリー氏。
 パン氏はワシントン・ポスト紙の北京支局長を経て、香港でニューヨーク・タイムズ紙の国際ニュース版主任補佐を務めていたが、今回同紙の北京支局長に就任するため、新たに北京駐在のビザ申請を行っていた。
 バックリー氏はロイター通信のベテラン政治記者として、12年の人民代表大会閉幕の記者会見で最後に質問した人物で、これにより一連の薄熙来(ポー・シーライ)事件の幕が上がった。
 バックリー氏はロイター通信を退職し、ビザも有効期限が切れていたため、ビザの延長と変更を申請していた。

 両名のビザ申請の時期や手順は異なるものの、どちらも申請から2カ月以上遅延しており、原因は不明。
 ビザ手続きに詳しい外国人記者によると、外国人記者がビザを取れない事例は多く、一般的には政府に不快感を与える報道を行った場合が多いという。



2013/01/01 16:10   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013010101001511.html

米紙記者にビザ出ず中国退去 温家宝氏蓄財報道

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12月31日、同紙のクリス・バックリー記者(45)が報道ビザの更新を受けられず、家族と共に中国本土から31日退去し香港に移動したと報じた。

 同紙北京支局の新支局長になったフィリップ・パン氏のビザも、3月に申請したにもかかわらず出ていないことも伝えた。
 同紙は10月に温家宝首相一族が27億ドル(約2340億円)もの蓄財をしていると報道、中国外務省が不快感を表明した。

 同紙は、バックリー記者と家族のビザを中国当局が早急に発給するよう求める声明を発表した。





サーチナニュース 2013/01/05(土) 12:04
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0105&f=politics_0105_008.shtml

NYタイムズ記者のビザ延長拒否、中国政府が回答=中国報道

  米紙ニューヨーク・タイムズの記者が中国滞在ビザ延長を当局に拒否されたとされる問題について、中国政府・外交部の華春瑩報道官は4日「申請が規定に反していた」と釈明、延長拒否や強制退去ではないことを強調した。
 中国メディア・人民網が伝えた。

  ビザ延長が拒否されたと伝えられたのは、ニューヨーク・タイムズの記者でオーストラリア人のChris Buckley(中国名・儲百亮)氏。
 ロイター通信の中国記者として活動後、昨年9月にニューヨーク・タイムズの記者となった。

  ニューヨーク・タイムズは1日、中国当局に対して再三ビザ延長を申請したが年内に許可が下りず、Chris氏は内地を事実上追い出され、香港滞在を余儀なくされたと報じた。

  華報道官は4日の記者会見で、ロイター通信記者としての離任手続きを受理していないこと、離任に伴い返還すべき「常駐記者証」を受け取っていないことなどから
 「Chris氏のニューヨーク・タイムズ記者としての申請は、我が国の規定に適合しない」
と説明した。

  華報道官はまた、
 「ニューヨーク・タイムズが昨年、温家宝首相の財産について報じたことが、ビザ延長拒否に関係した」
との見方に対して
 「規定に合わなかっただけで、ビザ延長を拒否したわけでも、中国から強制的に退去させたわけでもない」
と強調。
 各メディアに対して
 「客観的かつ公正に中国を認識し、報道する」
よう求めた。


 中国は何かおかしい。
 「負」の評価を全世界に意図的に広めているような感じがする。
 親しい国は北朝鮮とパキスタンとジンバブエくらいになって、やけっぱちみなっているのだろうか。



【中国の外交文書:“尖閣は琉球の一部”】


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