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サーチナニュース 2012/12/31(月) 11:57
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=politics_1231_004.shtml
地位にふさわしい国防部隊を建設せよ、その真意=中国報道
中国の指導部は中国共産党第18回全国代表大会報告を発表し、中国の国防発展プランを示した。
同報告は、中国の地位にふさわしい国防・武装部隊を建設し、中国の安全の脅威に対抗すべきだと呼びかけた。
中国網日本語版(チャイナネット)は30日、
「中国人民解放軍の軍事力は過大評価されており、技術水準は自衛隊を下回る」
と報じた。
以下は同記事より。
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同報告は、海・宇宙・ネットの安全にかかわる軍事能力を発展させる必要性を強調した。
中国の兵力海上輸送能力の強化が東シナ海・南シナ海で波乱を巻き起こしているが、
中国は同時に、アフリカ・中東・ラテンアメリカにおいて資源を巡る外交活動を活発化させている。
これは自然と中国の海上安全の利益を拡大させており、中国に対して外洋海軍の建設を促している。
報道によると、中国はインド洋沿岸国における情報収集ステーションや海軍基地の建築を試みているという。
これは中国が海洋利益を拡大しようとする兆しの1つとされている。
このような動きは、中国エネルギー輸入の海上輸送ルートの保護につながるが、懸念材料も生み出している。
ネット上の安全は、中国の電子戦の能力を高める。
宇宙技術の発展は、中国が敵国の軍事施設を識別・攻撃し、敵国の重要な動きを監視する一助となる。
ネット空間および宇宙の安全は、情報化時代の解放軍の作戦能力を高める。
解放軍は世界最大規模の軍隊であるが、
現代の戦争を左右する要素は歩兵の数ではなく、ソフト・ハードの先進化の程度であることを中国は理解している。
中国は新たな世界安全秩序の構築を試みているのだろうか。
専門家は、
「中国は確かに、東アジアを揺さぶり世界安全構造を脅かしうる力をつけつつある」
と指摘するだろう。
中国の軍事重心は依然として局部的であり、その安全に対する姿勢は依然として防御中心だ。
中国経済・金融の実力は大幅に向上したが、軍事力はしばしば過大評価されがちだ。
ストックホルム国際平和研究所の2007年-11年のデータによると、
中国は世界4位の武器輸入国だ。
諸外国は中国の実際の軍事費に対して異なる観点を示しているが、その対GDP比は米国を大きく下回る。
日本もまた、中国より現代的・先進的な軍事力を持つ。
中国は核兵器に対する核兵器による反撃能力を発展させているが、これは核兵器で先制攻撃を仕掛けないという原則に基づくものだ。
中国は1964年以来、初めてこの宣言を行った核保有国だ。
1960年代より、国防は中国の現代化において重視され続けた。
強国の脅威におびかされないようにするため、中国は貧困のなか、自力で核兵器を開発した。
冷戦時代、中国は米ソから強い脅威を感じ、大きな代価と犠牲により核兵器を発展させた。
今や局面は完全に覆され、中国が世界の中心に立った。
中国の隣国と国際社会は、中国がかつて憎んだ覇権国にならないことを願っている。
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サーチナニュース 2012/12/18(火) 13:22
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1218&f=national_1218_013.shtml
【中国BBS】自衛隊と中国民兵、どちらがより強いか議論
中国大手検索サイト百度の掲示板に
「自衛隊は中国の民兵より弱い!」
というスレッドが立てられた。
スレ主が中国メディア・環球時報で日本特派員を務める薩蘇氏の主張を引用したところ、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
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スレ主が引用した記事は、
自衛隊の装備は表面的には優秀ではあるが、実際の戦闘力は中国民兵にも及ばない
と主張した。
中国民兵とは軍事機関の指揮下で戦備勤務、防衛作戦任務、社会秩序の維持と補佐を担う組織を指し、普段は軍人ではなく民間人として区分される。
人民日報によれば、2011年時点で中国全土に800万人の民兵がいるとされる。
薩蘇氏の主張に対して、中国人ネットユーザーからは反論が寄せられ、
●・「中国は1人っ子政策だから、解放軍の兵士ですら小皇帝で、戦闘力不足だったんじゃなかったっけ?」
●・「現代の戦争は科学技術による戦争だ。
いまだに肉弾戦だとでも思っているのか?」
●・「中国はダメだ。
日本に追いつけない」
小皇帝とは、1人っ子政策によって両親および祖父母たちから過保護に育てられた子どもを指す。
忍耐力に劣り、わがままなどの特徴があると言われる。
一方、ネットユーザーからは自衛隊が弱いとの主張に同意する意見もあった。
●.「自衛隊は確かに訓練が不足している。
航空自衛隊では飛行機の寿命を延ばすために飛行訓練の時間を減らしているらしい」、
●.「海上自衛隊がいなかったら数時間で国土が滅んでしまうことは日本も認めている」
などのコメントが寄せられた。
ほかには、米軍が駐在しているから陸上自衛隊なんて実は不要だという意見や、陸上自衛隊の広告は癒されるという感想を述べるユーザー、戦って見ればどっちが強いか分かるというコメントもあった。
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◆解説◆
日本では第二次世界大戦の経験があり、安直な軍事力行使は許されないとの考えを持つ人が多い。
現在の中国は「武力で勝ち取った政権」であり、軍を称賛する教育や宣伝も行き届いている。
そのため、外交問題が発生した場合
「相手が言うことを聞かないなら軍事力を使えばよい」
とすぐに考える人も珍しくない。
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【中国の外交文書:“尖閣は琉球の一部”】
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